BSPについて

お久しぶりです。あけました2020。

今年もたくさんお芝居みるぞ〜ってことで

2020年1発目のブログを書こうと思います。

 

 

といいつつ、2019年の推し紹介がまだ途中だったので続きをしようと思います。

 

 

 

さて、題名にもある通り、ここではBSPについてつらつらと書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

まず、わたしがこのBSPという劇団を語る上で、絶対に必要不可欠な人物。松田ぁ岳っ!!!!

 

この人物こそ、「あれ?大阪って私の地元の隣だっけ?名古屋って近所だっけ?」と私にバグを起こした張本人。実は東名阪とみた俳優さんはいままでこの男ひとりのみ。私は松田岳に出会って観劇人生を大きく狂わされた、今では大感謝大恩人、愛すべき男である。

 

この松田岳が薄桜鬼奇譚で土方歳三役を真摯に、誠実に、誠を背負って、私たちに見せつけてくれたことから事は始まっていきます。

 

 

 

わたしがこのBSPに出会ったのは2018/12/19

 

 

あの素晴らしき土方歳三役を見せつけられてから、約2年弱くらい経った頃。

ある舞台に入っていたチラシがきっかけで、わたしはこの沼にずぶずぶと沈んでいきます。

 

それが

 

BSP新選組

 

でございます。

 

「え、がっくん(松田岳)新選組やるんだ!それも悪役?ちょうど行く舞台の日に公演あるじゃん!いってみようかな。」

 

と本当に軽い気持ちで松田岳の新選組作品見たさに池袋あうるすぽっとへと足を運びます。

 

 

そこで私がBSPを語る上で、松田岳と同じくらい大切な人物とたまたまお会いする訳です。

 

わたしの大好きな大好きな愛すべきお方。

ここではAさんとお呼びさせて頂きます。

 

前のブログでも私の推し矢崎広さんのファンのお話をさせて頂きましたが、その矢崎広繋がりで知り合った方。誕生日がまさかの同じ。Aさんとの出会いが鮮烈すぎて私はこの人に会うためにこの日に生まれたんじゃないかと思っている。全て繋がってる。

 

 

このAさんが矢崎広と同じように応援なさっているのが何を隠そう松田岳なのです。

新選組奇譚で松田岳をみてBSPに通っている大先輩なのですが、

 

私が観劇していたこの2019/12/19のソワレにたまたまいらっしゃっていたのです。やはり繋がってる。

 

 

 

 

 

BSP新選組には、暁の章と宵の章と日替わり上演だったのですが、私がみたのは宵の章。

メインは土方歳三沖田総司芹沢鴨の暗殺から池田屋騒動までのお話。

 

新選組作品は以前から薄桜鬼だったりで何回か拝見しているので歴史とか人物とかを少し把握が出来ていたというのもあると思いますが、池田屋の殺陣が始まった瞬間、

 

 

考えるのやーめた!好きだわたしこの人たちのこと!もうどうにでもなれ!!!!

 

 

 

例えるならば、台風の中、外に無防備に傘なしで出て行って、お芝居という暴風と、熱量という豪雨に晒されて、顔も髪の毛も服もくちゃくちゃになって、全部終わった後に超晴れてんの、雲ひとつない晴天なの。もうどうにでもなれー!って考えるのを放り出した感覚。考えるのやーめた!この人たち好きだわわたし!何が好きか具体的にはわかんないけど!この人たちのお芝居好きだ!!ってなった瞬間。

 

 

 

まず。まず伝えておきたいのは。

 

初演のパンフレットと!実物の顔が!違いすぎる!!!パンフレット開いた瞬間に、イケメン全然いねえ!って勝手に私の中でハードル下げたのがこの沼の始まりだと思ってるぞ公式!!実物、イケメンばっかりじゃねえかああ!!!!!!!

 

 

 

ここからはオープニングからカーテンコールまで一瞬の出来事でした。

 

 

オープニングのダンスと曲がカッコ良すぎる、あんなにダンスが揃ってる男性の集団久しぶりに見た。でも揃ってるだけじゃなくてちゃんと個性もあって、表情でお芝居もしてて。なにより羽織り有りのダンスはずるい。カッコ良すぎるわ。まじで。

からの池田屋騒動の殺陣よ。よくこんな狭いとこでこんな速い殺陣できるなまじで。アクションできる顔がいいお芝居できる踊れるってなんだよまじかよふざけんなよ。

 

 

終わった瞬間、めっっっっちゃよかった!!って興奮冷めやらぬ話を聞いてもらって、いろいろおしえてもらって、居酒屋でAさんと話して、お酒奢ってもらって、、、

 

 

 

次の日のマチネ(暁の章)追加しました。

いや。わたしでもまじか?って思った。けどあんなとんでもない素晴らしいもの見たのに、宵みてるのに、暁観ないっていう選択肢がなくて自分の中で。本能のままに追加。

 

 

しかもその2018/12/20がまさかのBSP五周年アフトク付き。BSP初のアフトク。これは繋がってる。というか私BSPに出会うために松田岳と出会ったわ。って本気で思ったこの時。

 

 

そしてこの暁の章、そしてアフトクで、のちに推しとなる人物2人に出会います。

 

 

まず。1人目。

近藤勇役 山本誠大(通称まあくん)

 

 

いままでみた近藤勇の中で。最高のベストオブベスト近藤勇。歴史上、沖田土方という最強の剣士たちに"近藤さんには勝てねえ"と言わしめた実力。その最強且つ、この人をてっぺんまで押し上げたいと思わせる人柄。全てをまとめ上げる統率力。それがこの山本誠大演じる近藤勇にはあった。池田屋の時の平助と新八を助けるシーンなんて震えた、強すぎて。応援上映会があったら"近藤さんっ、、!"って言いたい、"忘れるな!"って言われたら忘れられない!!

 

いやほんとかっこいいの。顔もイケメンなのよ。そして身体もいい。まっちょ。通称ゴリラ。

 

開演前に買ったBSP恒例のくじ写真(20枚ロットで買うともれなく1枚サインがはいってる)引いたら、まさかの山本誠大サイン入り。え?こんなの推さない訳なくない??

 

そしてアフトクで溢れ出るThe天然。無条件愛されキャラ。喋りたがり。おっちょこちょい。なにそれ、ギャップすぎない??あの最強さどこいったの??

 

 

多分わたしは宵の章みた時にはもう、山本誠大の虜だったんだと思う。暁はまじでまあくんしか見てなかった。ちなみにオープニングの"牙を向け!"の歌詞の時のダンスと表情が100万点。この時から見てた。

 

 

 

 

 

 

そしてこのアフトクで推しがもう1人。

 

 

藤堂平助役 池之上頼嗣(通称頼嗣)

 

 

ちなみに暁も宵もこの人の顔はあまり見てない。

あえていうならば、オープニングで名乗りあげた時に、「パッとしない宮崎秋人」と自分の中であだ名をつけてしまったので、新八が平助という混乱を起こしてしまった(わかるひとにはわかる)

 

 

アフトクで意気揚々と出てきて、いじられまくって、個人的にすごく笑って(笑) この時にあだ名が「パッとしない関西人の面白宮崎秋人」ってあだ名に変わった。最低(笑)

 

 

暁みてから、大阪まで遠征して(初めての観劇遠征に繰り出したのもBSP)、宵の一回だったはずが結局5回も観た。

お友達には、「沼に落ちたというか、立ってた床がスコンって抜けた感じだね」って言われた。

 

 

大阪行って、暁の章の観劇中、頼嗣みたときにメインの脇でずっと面白いことしてて、"この人面白いな〜関西人っぽいな〜"(のちにこれもしっかりお芝居だって気づいた)なんて思ってて。でも、不意にエンディングで羽織り使ったダンスで頼嗣をふと見た時

 

 

すっっごい嬉しそうな顔で羽織り握りしめてるの。

背中の誠の文字みて誇らしそうにしてるの。

 

 

この人お芝居細かすぎない?ずっとお芝居してんじゃん、表情のお芝居やばくない?昨日のアフトクのふざけたお兄さんだよね?とギャップにやられた。

 

まあくんのように、スコン!って落ちたというよりは、じわじわとお芝居見るうちに私の中に浸食してきた感じ。って言いながら新選組終わるときにはもう頼嗣推してた気がするけど。

 

 

 

 

 

というふうに。一気に2人も推しが出来ちゃったもんだから。通わずにはいられないBSP。そんなこんなでBSPという劇団に通うわけになります。

 

BSPだけでなく、外部の公演があれば大阪まで飛んだし、某テーマパークにも行ったし、県と県の距離感をこの2年で忘れた気がする。

 

 

 

 

 

私が思うBSPの良いところは、お芝居で嘘をつかないところ。

これは演出の大塚さんの意向らしいんだけど、

例えば。走って息切れするシーンは、裏で本当に息を切らしてから舞台に立つ。汗をかくシーンは汗をかいてから舞台に立つ。それが全員がちゃんとできるところ。息が切れているお芝居じゃなくて、息を切らしてからお芝居をする。これって普通だけど普通じゃないと思ってて。

芝居で嘘をつかないからこそ、"この人たちは歴史上の人物だけど、本当に存在していたのかもしれない"と思える。BSPのゼロシリーズの人物も、新選組も、真田幸村も。

 

 

そして圧倒的な熱量。暑苦しい程の気持ち。

荒削りだし、ダンスもお芝居も上手い人たちならいっぱいいるけど、お芝居が上手くなることに貪欲で、"俺たちの演劇をみてくれ"と直接伝わってくる熱。個人的にそういう演劇が大好きなのです。100%でお客さんにぶつかってくる演劇。セットとか衣装に頼るだけじゃなくて生身で体当たりしてる演劇。

 

(正直たまに衣装とかセットとか小物に頼ってくれ、わかりずらすぎる、、、!お前は今何役をやってるのかわからん、、!ってなる時もある)

 

わたしは読解力がある人間ではなく、観劇に関しては完全に感覚派なので、BSPは作品によってはめちゃくちゃ分かり難かったり、伏線張られすぎてて訳わかんなかったり、登場人物把握できなかったりするけど、結局はBSPのエゴの塊である演劇魂を観に通っているんだなと感じます

 

"俺は芝居が好きだ!だから俺の芝居を観に来てくれ!"ってお芝居から感じ取れる俳優さんが好き。

BSPにはそんな俳優さんがたくさんたくさんいるのでオープニングで登場した時の目を見るだけで泣きそうになります。あ〜かっけえな〜ってなる。

毎回BSP見るたびに出会えてよかったな〜好きになれてよかったな〜ってしみじみ思うのです。

 

 

 

ここまで長くなったらどこまで長くても一緒だよね!!!!!!!!

 

私の推し達の良いところ!いっちゃうよ!!

 

 

 

まず、山本誠大。

近藤勇から山本誠大に戻っても、みんなだいすきまあくん。まあくんの周りには笑顔がたくさん咲いていて、暖かいオレンジのオーラを醸し出せる人。リーダー気質とか、しっかりしてるとかではないんだけど、まあくんの周りには沢山の人がいる。そんな太陽のような人柄に惚れてる。すきだ。

以前ファンミで、"お芝居が好きだから、この芝居をみてくれと思っている"(ニュアンスです)っていうのを聞いて、私がこの人を好きになった理由が勘違いじゃなくてよかったと思えた。そんな人。

そしてファンとの距離感が天才的。誰もが幸せになれる対応ができる天才だと思っている。人を楽しませようと自然にできるって簡単なことじゃない。

 

これは余談だが。ファンの方々に怒られるかもしれないけれど、早く本物のお父さんになった時の山本誠大のお芝居が見たいなと思う。守るものができたときの山本誠大って、最強じゃないかな。

 

 

 

 

 

そして池之上頼嗣。

役が憑依するというよりは、役を努力で自分の身体の中に宿してる人。役を自分のものにしている人。

頼嗣の言葉を借りるのであれば。戦場の翼で頼嗣演じる服部課長が、部下達の仕事ぶりを見て、最初演出では麦茶を差し入れてたんだけど、後半おにぎりになっていて。自分が課長として生きていたら、部下達がおにぎりの方が力がでるかなと思って変えたらしい。シーン的には1秒あるかないかだけどそんなところにも疑問を持ってしっかりお芝居に繋げられる人。芝居馬鹿!!(褒めてる) 

某テーマパークでも人気キャラ勝ち取ってくるし、勝ち取っただけでなく高評価株爆上げして帰ってくるし、今回のBSP公演でお友達に主演池之上頼嗣とまで言わしめた。まじで池之上頼嗣が止まらない。

 

 

 

 

さて、好きなだけ感情のままに書き綴ったBSPへの愛ですが書いても書いても書ききれないのでそろそろ終わりにします。

 

 

もっともっとBSPをいろんなひとに見て欲しいし、もっともっと大きくなって欲しい。チケット取れないよ!って嘆きたい。いつか東京大阪だけじゃなくて地方も回れるような劇団になって欲しい。何人かじゃなく、キャストみんなが外部作品に出て、最終的にBSPに持ち寄って化学反応をおこすような劇団になってほしい、そんな願いをこめて、これからも応援させて頂きます。伝われ。この想い。

 

 

 

 

 

 

最後に。こんな素晴らしい劇団、BSPが、

 

新選組リメンバー

 

という公演を東京を皮切りに公演中でございます。

別サイドからみたアナザーストーリー版完結編!

笑いあり、涙あり、宴あり、コーレスあり!

BSPの真骨頂!とはこのこと!

東京は1/21まで、大阪は2/1〜3まで!

チケットは余裕ある回が結構あるようなので、これをみて気になっても!気になってなくても!見に来て!!ぜひ!!

 

 

 

 

こんな長いブログ書いておいて、なんですが。

簡潔にいうと。

 

松田岳ありがとう!!!!!!!